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【第3回 身体能力を発揮するということ】

わたくしたちが毎日の遊びやレッスンの中で意識的に取り入れている運動遊びの中には、実に様々な種類があります。
「モンキーバー」お子様が自力で大人の指につかまって行なうぶらさがり遊び
「手押し車」腕の力で体重を支えて前進する遊び
「ギャロップ」スキップのレディネスとなる、片足にもう片方の足を追随させて前進する遊びなどなど、数十種類の中から、その時そのお子様に適したものを選んで行なっています。
人間の身体能力を最も効果的に発揮させるためには、
進化の道筋を正しくたどることが重要と考えています。
最近はご家庭の畳が減り、フローリングの床に椅子での生活が多くなりました。
脚で床を蹴って前に進むことを覚え、やがて六つんばいから四つんばいへと移行し、自力歩行へと順調な進化を遂げることが大変望ましくありますが、
その道筋を通らないお子様が以前に比べて増えたように感じます。
わたくしたちの理想とする育児の形として、お子様の成長発達を偶然に任せず、
必然的に獲得できるようサポートしてゆきたいという思いが強くあります。
大事な体の基礎作りのこの時期、ただ自然に育つのを待つなんて、
あまりに勿体ないことだと思うのです。
アカデミーでは、ベビーは床に座って過ごす習慣、長い伝い歩きができる環境を。
トドラーはジャンプやケンケン、動物歩きなどを日常的に、当たり前のように。
行なっている運動遊びはほとんどが1~2㎡もあればできるものばかりです。
大きな園庭など無くても、毎日公園まで歩くことが体を強くしてくれます。
今の時期に育てたい運動能力の基礎は、楽しく楽しく!
「しなければならない」ものにしないことが大事ですね。
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